今現在の世界の覇者といえば米国です。
米国はとても歴史が浅い国なのにここまで躍進したのは
とても不思議な気がします。極論を言えば軍事力を背景に
国益を奪い取ってきたからともいえます。
中世の覇者は今の米国ではなくスペインでした。その名残
は、今でも南米に残っています。
日本人で知っている人は少ないかもしれないけど、南米の
国際共通語は英語ではなくスペイン語です。
中世の時代は南米の多くの国がスペインの支配を受けていた
ため、スペイン語が使われている国が多いからです。
そのため、スペイン語は世界でも英語と中国語に次いで話者
が多い言語となっています。
日本人は英語と中国語を勉強する人は多いけどスペイン語を
勉強する人は少ないです。だから、スペイン語ができる日本
人は貴重な存在となります。
スペイン語はメキシコなどの中央アメリカのほとんどの国、
ブラジルとコロンビアを除いた南アメリカのほとんどの国で
公用語として使われています。
だから、この地域を旅行したいと思っている方は、スペイン語
の旅行会話ぐらいは覚えた方が良いでしょう。
また、仕事でも今後はスペイン語を使う機会は増えてくるはず
です。
日本人にとっては覚えやすいと一般的に言われているので、
英語の次に習得する言語として勉強をしておくと役に立つと
思います。
日本語の発音は、母音と子音で成り立っていますが、スペイン
語も同じく母音と子音で成り立っています。
そのため、こと発音に関しては、日本人はスペイン語と相性が
パッチリです。
学校で英語を何年も学んだけど、身に付かなかったという人
でも、スペイン語なら習得できる可能性があります。
少なくとも英語よりかはスペイン語はずっと習得しやすいです。