尖閣ビデオ流出と情報の管理

さっきニュースを見たのだけど、海上保安庁の内部の人間
なら誰でも尖閣ビデオは見られたとの情報です。

とするならば、国家機密の秘密にあたらないのは明白です。
検察は、逮捕はできないでこの流出事件は終了ですね。

国民感情から言っても逮捕、起訴したら世論を敵に回すので
警察、検察、そして現政府はより窮地に追い込まれます。
事情聴取だけでこの件は終わりますよ。

ただし、情報管理がずさんなので少なくとも海保長はクビに
なると思います。

所で、多くの人は忘れているようだけど、警視庁からAPEC
の警備情報などの国家機密が漏れました。

本来ならこちらの方が問題があるので、こちらに力を入れて
捜査をしなければならないです。

国家公安委員長はこの件で更迭すべきだと思います。

↑この記事は2010年頃に書いたものです。

この世の中、外部に漏れては困るという情報は沢山あります。
例えば、個人のプライバシーに関わる問題です。

具体例をあげれば、クレジットカード番号や銀行の暗証番号
などは外部に流出したら悪用されかねない内容ですよね。

今は、インターネット社会です。インターネットでは電子
メールなどは暗号化されていないので、重要なデータを
送るのには不向きです。

ネットで暗号化に対応した通信としてはHTTPSプロトコル
というのがあります。秘密鍵方式といって、現在の技術では
その暗号を突破するのは不可能です。

ただし、現在、まだ実用化されていない量子コンピュータの
様な、超高性能なコンピュータで解読をすれば、今の暗号化
技術は解読が出来るそうです。

でも、きっとその頃には、量子コンピュータでは解読できない
ような別の暗号化技術が開発されていると思います。

よく印鑑と銀行通帳は、一緒にするなと言われますが、個人単位
でも、しっかりとセキュリティには気を配る必要があります。

万一、泥棒に入られた場合でも、重要な情報は盗まれない様に
する必要があります。

尖閣ビデオ流出事件をみて、情報管理の大切さを感じました。