今は日本は、ゆがんだ年金制度により、ゆがんだ所得移転
が起こっています。

所得の少ない若者から、所得の多い高齢者にお金が移動
しています。

さらに言うならば、消費する世代の若者から、消費をしない
世代の高齢者にお金がシフトしています。

これでは、景気は良くなるわけがありません。お金を使わ
ない高齢者にお金が移動しているんですからね。

年金は、今の様な胡散臭い現役世代が高齢者を支えるのでは
なく、自分の納めたお金が将来戻ってくるという制度にする
必要があります。

今の年金は人口が増加することを前提に制度設計がされている
ので、人口減少化傾向では既にシステムとして破綻しています。

あと、自営業の主婦は自分で年金を納めないと将来年金が
貰いないけど、サラリーマンの主婦は一切年金を納めていなく
ても年金が貰えるというのも、おかしな制度です。

これは隠れ生活保護ですよね。ここに掛かっている費用も莫大
な額になっていると思います。

まったく年金を支払っていないのに、年金を受け取ることが
できる人がいるというのも今の年金システムの欠陥です。

国の制度は調べれば調べるほど、問題が多い不公平な制度となって
いることが分かります。この様な不公平感を是正するには法改正が
必要です。

法律を作るのは国会の役目です。だから、不公平な内容については
国会議員に提言するのが良いと思います。

法律を運用している省庁に言っても、法律で決まっていることだから
の一点張りでらちがあきません。