子どもの頃、誕生日に本をプレゼントしてもらったこと
があります。
あまり読書をしなかった私に、なんとかして本を読ませ
ようとした両親の考えがあったようです。
その本は、ミヒャエルエンデの「はてしない物語」でした。
映画にもなったこのお話は、ドイツの児童文学作家である
ミヒャエルエンデの代表作の一つです。
初めてまともに読書をした私にとって、その長編小説は
ハードルの高い本でした。
にもかからわず、あまりのおもしろさに一気に読み進めて
いったことを覚えています。
それからというもの、私はすっかり本が好きになり、今では
小説をうずたかく積み上げた本部屋があるほどになっています。
私を本好きにさせた「はてしない物語」を書いたミヒャエル
エンデとは、一体どんな人物で、どんな生活をしていたのか
…?
いつか彼のことを知るためにも、彼の住んでいたドイツに
行ってみたいなあと思うのです。
ドイツの児童向けメルヘン作家と言えばグリム兄弟が書いた
グリム童話が有名です。
日本人なら誰でも知っている「赤ずきん」や「白雪姫」、
「ヘンデルとグレーテル」といった話が集録されています。
白雪姫というとディズニーランドのキャラクターとなっている
ので、米国のディズニーで作った話と勘違いしている人がいる
かもしれませんが、ディズニーの白雪姫はドイツのグリム童話
が元になっています。
本を読むのが苦手な子供には、興味を引くような童話を与える
のが良いと思います。本を読むことで言量が増えるし、読める
漢字も飛躍的に増えると思います。
物語となっているので、子供も興味を持って読書をすることが
できるでしょう。